コーヒー豆|アジア・オセアニア
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スラウェシ島 トラジャサパン フルシティ
■産地の特徴■
古くから、日本の技術提供により、スラウェシのコーヒーは発展を続けてきました。結果として、トラジャコーヒーは、マンデリンと並んで、インドネシアを代表するコーヒーとなっています。我々のコーヒーは、標高の高いサパンという、コーヒー栽培に適した地域のもので、トラジャの最高級品と言われています。
今回ご紹介するのは「トラジャサパン」です。
生豆の見た目はマンデリンですね。香味はマンデリンとは異なり、独自のものといってよいでしょう。生豆はやや小粒ですが大きさはそろっていてグレードの高さがわかります。2010~2011年頃に販売していた「フローレス島 オーガニックマンガライ」もこんな感じでした。
インドネシア・スラウェシ島サパン地域
農園名:ムリカ・コピ・アバディ社
標高1600~1800m
品種:ティピカ種
精製方法=Semi-Washed(水洗式)
2018クロップ(2019年3月11日から販売開始)
■味わいの特徴■
「苦み・甘味・酸味のバランスが絶妙」「重層的で豊富なコクが広がる」
苦みに特徴があるコーヒーではあります。深煎りにすると濃厚な苦みのコーヒーになり、これも悪くはないのですが、やや単調な味になるように感じました。検討の結果「素敵な甘味&酸味」を活かしたかったので「フルシティ」ロースト少し浅めの焙煎度にしました。
この焙煎度ですと、苦み・甘味・酸味のバランスが絶妙、重層的で豊富なコクが広がり、余韻をたのしめる、たまらなく美味しいコーヒーになります。
やさしく包み込むようなまろやかな苦み、広がる自然な甘味・コク。飲み口がよいので気がつくとカップは空になり、またお代わりしたくなる。また冷めてもおいしくいただけます。焙煎度的には「スマトラタイガー」と同じくらい。