コーヒー豆|アジア・オセアニア

アジアのコーヒー豆

東ティモール マウベシ フルシティ

■産地の特徴■
東ティモールは2002年にインドネシアから独立を達成。コーヒーの栽培はポルトガル統治時代から続き、唯一の輸出品です。戦乱の時が長かったので、コーヒー農園は手入れができず荒れ果て、自然状態(ジャングル)に戻ってしまったといいます。
東ティモールのアイナロ県マウベシ郡は標高が高く、1300~1700mの山間部に位置し、日中の日射しの強さに比べて朝晩の冷え込みが激しい地域です。年間降雨量も比較的多く、おいしいコーヒーが育つ条件に恵まれています。
マウベシで広範囲にコーヒー栽培が始まったのは1960年頃からと比較的新しく、小規模栽培が主です。
今回入荷した「マウベシ」はCOCAMAU(マウベシコーヒー生産者協同組合)傘下にあるロビボ集落、平均0.5ヘクタールの小農家が作り上げたマイクロロットです。
シェードツリー栽培で環境に配慮、完熟チェリーを手摘み収穫、山水を使ったフルウォッシュド精製、約2週間の天日干し、丁寧にハンドピック。手間暇かけた高品質コーヒー。
2007年に有機JAS認証を取得した、無農薬・有機栽培(オーガニック)のコーヒーです。カフェゼロサンでは2017年に「東ティモール マウベシ」をシティローストで販売していました。今回は検討の結果「フルシティ」ローストでのお届けになります。
生産地=アイナロ県マウベシ郡ロビボ集落
COCAMAUマウベシコーヒー生産者協同組合傘下のロビボ集落、平均0.5ヘクタールの小規模農家
品種=ハイブリッドチモール スクリーン17
精製方法=フルウォッシュド 100%天日乾燥
標高1300~1700メートル 
有機JAS認証  
2020年4月日本入荷豆
■味わいの特徴■
「ほどよい苦みと甘味、コクが魅力」
ほどよい苦みと滋味あふれる甘味、コクが魅力のコーヒーです。余韻もおたのしみいただけます。
焙煎度はふつうの「フルシティ」ローストです。このあたりが苦み・コク・甘味のバランスが良いポイントだと思います。
基本的には苦みのコーヒーといってよいと思います。ただビター過ぎない、ほどよい感がこの「東ティモール マウベシ」の特徴です。マンデリン、トラジャ、パプアニューギニアとも異なる、うまみたっぷり中深煎りコーヒーです。

CAFE03 Mobile